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不安がいっぱい!!
2006年 ヨーロッパ ふたりぼっち

旅の14日目

帰国
 

 
 
旅の準備 
ローマ
フィレンツェ
ミラノ
ベネツィア
ランツフート
ミュンヘン
ジュネーブ
パリ
 
日程表 

 

帰国の日


612日   パリの朝 

2週間の思い出をたっぷり詰めた大きなスーツケース1つと、パリで一度も開くことがなかった頑固なスーツケース1つ。

パリで買ったキャリーバックにおみやげを詰めホテルの1階ホールで、世界中のビジネスマンに混じって、お迎えを待ちます。

やってきたのは、あの日勇気をくれたタクシードライバーのムッシュ。

スーツケースはあるね!とにっこり笑って、シャルルドゴール空港まで。

免税の手続きも無事終了。出国です。

空港の中に入ってから、免税店で慌てておみやげを購入。

(エッフェル塔の形をしたガラス瓶に入った飴をごっそり)
    最後までじたばたです。

AM10:05  パリ発(スイスエアラインズ)

AM11:25  チューリッヒで乗り換え

PM 1:00  成田に向かって出発です

これから半日、最後の自由時間を過ごします。

《 たまおの思い 》

チューリッヒ国際空港を飛び立って、ヨーロッパ遠征のことを振り返ります。

イタリアのローマ、フィレンツェ、ミラノそしてヴェネツィア・・・

ミュンヘン、ランツフート、ジュネーヴ、パリ・・・

長いようで短かったなあとそんなことを思い出しながら窓の外にはザンクトペテルブルクらしき港町が見えました。

今度チャンスがあれば、イスタンブールとピレウスとナポリを経由してコートダジュールとバルセロナ最後にはサンティアゴコンポステラに行きたいとうつらうつらしながら考えているときに、W杯初戦のオーストラリア戦の結果が1-3で敗れたとの機内放送がありました。

機内の客席から一斉に「あー」というため息が一斉にあがりました。

そういえばそもそもこの遠征はW杯参戦が目的でした。

結局、日本でもドイツでもチケット入手は幻でしたがそれに代わる思い出を入手することになったとしみじみしていました。

西シベリア平原の上空でしたがふと窓の外を見やるとあかね色に染まった夕焼けがさようなら、またおいでと微笑んでいるかのようでした。

《 タマコの思い 》

日本に着いたらまたあの忙しい現実が待っている
残りの時間、自分のために時間を使うのだ。

機内で映画を見たり音楽を聴いたりしようと、自分の殻にこもる。

でも、昨日ルーブルの入口で娘から「早く帰ってきて!」と携帯電話が・・・・

ごめんね!わがまましちゃって・・・・・・もうすぐ帰るよ!

旅行を振り返るのはまだまだ先のタマコです。


最後に


613日 早朝 成田着

無事に日本へ帰ってきました。

ここで「二人の旅日記」を終了させて頂きます。

2週間の二人旅、ツアーコンダクターのコンチさんには本当にたくさんのご指導・ご鞭撻をいただきました。

思えば、20年前の新婚旅行の時、成田空港で花束をいただいた事、そして今回、わざわざ朝早く空港までお迎えに来て頂きました事、2度の思いがけない喜びでした。

コンチさんのおかげで、思い出深い旅行となりました。心から感謝致します。

また、このブログを辛抱強く応援して下さったサイトウさん  ありがとうございます。

おかげで、何とか最後まで書くことができました。

そして、快く旅に出してくれた家族と事務所のみなさんにお礼を言わなければいけませんありがとうございました。

忘れてはいけない、ドイツのユミさんご夫婦に 深く 深く御礼申し上げます。

私たちは、いつどこにいようと、みなさんのおかげで幸せです。

        

子どもたちが思い立って、世界のどこかに旅立つ時、私たちが受けた、幸せで感動的な体験をできる平和な世界でありますよう、心から願います。

・・・・・・わがままで、気の利かない二人を
 皆様 これからもよろしくお願いします・・・・・・

 



 

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