6月1日　いよいよ今日はローマ最終日

　夕方５時時６分のユーロスターでフィレンツェへ向うため、早々にホテルをチェックアウトし、テルミニ駅の地下にある荷物預かり所にスーツケースを預ける。

そして急いでローマ見物。

　　　　　　　　《　スリに遭遇　》

駅前から４０番のバスでヴェネツィア広場へ向かうバスの後方に乗っていると、次のバス停で赤ちゃんを抱いた若い女性２組が乗りこんできた。もしやこれはガイドブックに載っていた

　　　（赤ちゃんの下から手が出てくる）スリでは・・・・・　　　

と思っていると、なんとその女性は人を掻き分け私のところへやってくるではないか・・・・。たすきがけのマイバックをしっかり前に抱き、準備OK！

ぴったりくっついてくるくと、女性から汗の匂いがプンプンして、いかにも路上生活者っぽい感じが漂っている。　

お～　サンキュ～　イタリア語がわからないけどサンキュ～

すると、あきらめたようで、赤ちゃんを抱いた２人組は次のバス停で降りていきました。バス代も払わずに。

たくさんの観光客が乗っているのに、

       やっぱり私って・・・・・・・・ねらわれやすい

　　イタリアの秘密③

テルミネ駅前のバスチケット自動販売機はぼろぼろで、
壊れている物がある。

しかも困っていると、チケットを持った怪しげなおじさんがチケットを売りに来る。

その手に乗るか～！　チケットは売店で求めるべし！

●ヴェネツィア広場

（ワールドカップの優勝パレードをした所）でバスを降り、狭い路地を抜けると突然ナヴォーナ広場が現れます。

●ナヴォーナ広場

長方形の広場には三つの噴水があります。

・ムーア人の噴水

・４大河の噴水

・ネプチューンの噴水

それぞれが早朝の広場で圧倒的な存在感です。

ここは、広場にあるカフェです。

ちょっと天気がいいと、皆こんな風に外でお茶を飲んでいます。

●パンテオン

地図を頼りに、またまた路地を歩いてゆくと、古代ギリシャの宮殿を思わせる大きな柱が並んでいます。

それは、パンテオンです。

どうやって紀元前後の人がこんな大きな物を作ったのでしょうか。

↓

トレアンジェーナ広場（イタリアのら猫の溜まり場・・・日本猫とまったく同じです）

↓

ガリバルディ橋を下りテヴェレ川の川縁を少し歩きました。

あまりに人がいないのと、変なものが落ちてるので閉口し、次の橋で川の中洲ティベリーナ島へ。

ここには教会と病院があります。そして対岸へ。

川沿いを少し歩きパラティーノ橋を渡ると,

ローマでは珍しいほどの交通量が多い、広い川岸道りに出ます。

すっかりイタリア式道路の渡り方を覚えた私たちは、迷わず横断し、｢真実の口｣へ。

●真実の口

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の入り口左側にあります。

もちろん手を突っ込みました。

列に並んでいると、順番に前の人の写真を撮ってあげる

というルールが出来上がっています。

世界的な観光地ならではですね。

　　 イタリアの秘密④

道路の渡り方には、びっくり。
歩行者は信号がなんであろうと無視して、ジャンジャン渡ります。
皆さん、とてもスマートに渡るため、特別問題ないようです。

いよいよ、楽しみにしていたコロッセオへ向かいます。

途中、小さな教会での結婚式が。
この旅行中、よく結婚式や披露宴に遭遇しました。

イタリアでは、式のあと教会の外やレストランで、皆でお祝いするため、私たちのような旅行者も幸せのおすそ分けをいただけるわけです。

石畳の裏道を歩くとフォロ・ロマーノが見えてきます

●フォロ・ロマーノ

ローマ繁栄の夢の後です。

無造作に落ちているすべてのものが、

壮大な歴史を記憶していると思うとゾクゾクしてきます。

まだまだ発掘作業は続いているようです。

勉強不足の私には物言わぬ遺跡たちも、歴史学者には、雄弁に事実を語りかけているのでしょう…。　
　そっとシャッターを切ります。

中心部の道を歩き、大きなティトウス 帝の凱旋門をくぐると目の前がコロッセオです。

　　　
●コロッセオ

入場料８ユーロ

（ちょっと並びましたが、ここは見逃せません。）

誰もが知っている円形の闘技場。

猛獣と人間、人間同士を戦わせたところです。

現在は、なくなってしまった床が一部再現されています。

観客の歓声と、猛獣の荒々しい息づかいが、 聞こえてきそう・・・

↓

「コロッセオ駅」（地下鉄B線）でテルミニ駅へ戻る

↓

そろそろローマとお別れです。

最後に駅近くのサンタ・マリア・マッジョーレ教会へ

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「テルミニ駅」で、朝預けた荷物を引取り（ボストンバック２ケで１０ユーロくらい）

３時３０分のユーロスターでフィレンツェへ