6月4日 午前
●スフォルツァ城・市立博物館
昨日見学できなかったため、朝から直行です。
画面右側が城内にある市立博物館入り口。
この博物館は時間がある方はかなり楽しめます!展示品が非常に多く、見学しながらお城の中を探検できるからです。
こんな外階段も上っていきます。
今はほんの一部しか残っていませんが、当時は、壁・天井に至るまで室内は色彩豊かに絵が描かれていたらしいのです。(たぶんフレスコ)
向こうのバルコニーから
騎士が覗いているような・・・・・
石の門から
中世の娘が忙しそうに飛び出して来るような・・・
たくさんのストーリーが頭の中をくるくると駆け回ります。
なんとここに、ミケランジェロの「未完のピエタ」がありました。触ってしまいそうなほど近づいて見学。
絵画・彫刻・陶器・楽器・生活道具などなどありますが、中に日本のお籠や笙があって不思議な感じがしました。
エ~! ここでは、警察も馬で巡回。
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地図を頼りに、歩いて次の目的地へ,
いよいよあの有名な絵を見学します。予約時間は12時半。
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●サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
教会に向かって左手の建物で、バウチャーを出してチケット交換。
少し早めに着いたので、並んでみたけど、やはり予約した時間にならないと入れてくれませんでした。
(教会正面)
同じ時間に予約したメンバー(日本人の団体さんでした)と共に、いくつかの自動ドアを順に通過し突然大広間に。(ここまで完全に監視されてる感じ)
その壁面上部に、あのダ・ヴィンチの『最後の晩餐』が描かれていました。
馬やとか、食堂だったというあの部屋です。
ダヴィンチは、フレスコ画が嫌いで、油絵で描いたため、いたみやすいと聞いたことがあります。非常にダイナミックで、生き生きとした人物。特別大事にされている理由がよくわかります。
見学はたった15分きっかりに終了です。
*教会脇の道端で、地面に埋まった大理石と思しき小さな石を採取。
(はるか昔、ダ・ヴィンチが踏んだかもしれないから)
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歩く。
歩く。
そして迷う。
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ミラノの街を彷徨える二人の日本人はさらに進む。
ジェラードを食べたりしながら!
6月4日 午後
ちょっと迷って、なんとかトリノ通りに出てきました。まっすぐドォーモに続いています。
ここでちょっと買い物がしたい!なんたってミラノなんだから・・・・。
●ウピム
立ち並ぶ高級ブティックを尻目に、二人が入ったのは、スーパー 『ウムピ』ではなくて『ウピム』
日本でいえば、ヨーカドウといったところでしょうか。
子供たちにと、手ごろな衣類を物色して、慣れないカードで購入。
どんなときも贅沢ができない二人です。
イタリアの秘密⑦
レジでの出来事~ その①
ベテラン風のレジの女性、おしゃべりしながらササッと品物を袋に入れてくれました・・・
が、さすがイタリア。明らかにたためてない!日本では考えられないおおらかさです。
レジでの出来事~
その②
食料品のスーパーは、袋は有料です。袋は必要か?と聞かれます。
レジを通った品物を自分で袋に入れるのですが、
慌てて、大きな紙幣で払うとあまりいい顔されません
。
時間がかかっても、小銭(1セント、5セント等)を使ってください。
ゆっくりと、待っていてくれます。
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●ラ・リナシェンテ
ついでにデパート『ラ・リナシェンテ』も覗いてみる。東京のデパートと比べて意外に小さい。
ここの主な目的は、トイレ!
まったく、この旅行の間、何回トイレを探したか・・・・。
こら!たまお、朝食のジュースをおかわりするな!!
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●シティー銀行
じつは、手持ち資金がさびしくなってきた私たち、日本の銀行の支店はないかと探していました。
「ミラノならあるだろ。」と高をくくっていましたが、ない~
意を決して、シティー銀行のATMへ。
扉についてるカード挿入口に、カードを差込、はじめて中に入れる。
あとはATMの画面を英語使用にして、ながれに沿って・・・・
借りたのかおろしたのかよくわかんないし、手数料もわからないけど、
とりあえずほっと一息。300ユーロを手にすることができました。
(この時の300ユーロは、翌月、口座から43424円+手数料1189円の引き落としがありました)
イタリアの秘密⑧
海外旅行に際して、カードの暗証番号と利用限度額の確認をおすすめします。
とはいえ、アメリカと違って、イタリアはまだまだ現金が必要です。
特に私たちのような個人旅行は、小さな店に入る事が多く、ほとんど現金でしたよ。
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●サン・サティロ教会
ドォーモ近くの小さな教会。
中央祭壇周辺の壁は、ものすごい遠近法を使った絵で奥行きを出しています。
イタリアで、たびたび見かける室内のだまし絵的な装飾、
描かれたときはさぞかし華やかであったろうと、ふかいため息を一つ。
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路上に出ている屋台(市場?)をひやかしながら地下鉄へ
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ホテル近くのマックへ
イタリアの秘密⑨
イタリア人は、外テーブルでの食事を好みます。
少々ほこりっぽい時も、狭くても、うるさくても、外です。
でも、日本のように、お手拭があるわけじゃないから、なーんか手が気になります。
そこで、出発の日、成田空港で買った、濡れティッシュ!
とっても役に立ちました。お勧めです。
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ミラノ最後の夜も、無事迎えることができました ....z z z
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