ヘッダーイメージ
不安がいっぱい!!
2006年 ヨーロッパ ふたりぼっち

旅の12日目

パリ
 


 
 
旅の準備 
ローマ
フィレンツェ
ミラノ
ベネツィア
ランツフート
ミュンヘン
ジュネーブ
パリ
 
日程表 
 

海外旅行保険


6
10日  ル・メリディアンホテル

どんなに疲れていようとも、なぜかちゃんと目覚めてしまうパリの朝です。

昨日、エールフランスでいただいたお泊りグッズは、洗面用具とTシャツ。こんな時、Tシャツはうれしいですね。

ホテルの朝食は、やはりイタリアと同じメニューのバイキング。

食後すぐに、出発です。

目的地は、プランタン百貨店。

旅行会社のコンチさんの情報だと、スーツケースが行方不明になった事で私たちに保険が適用されるらしいのです。

出発前に慌てて入った海外旅行保険

今必要な着替えや化粧品を買って、領収書を出せば後で払ってもらえるとの事。最大10万円!

お守りのつもりで入った保険でしたが、入っておいて本当に良かった。

幸か不幸かわからない・・・・


 ● ここでお詫び  写真がない理由 ●  

カメラと携帯電話の充電器を、スーツケースに入れていたため

最悪のことを考えて、撮影を控えました。

タマオサン。どうも私たちパリの写真に縁がないみたいですね

20年前の新婚旅行もカメラを無くして写真がないですよね。


プランタン・高島屋


610日午前

早朝のシャンゼリゼ通りをぷらぷらと歩きます。

  

 凱旋門








広い歩道、木陰に置かれたベンチ。パリの朝はなんだかすがすがしい。ミュンヘンより少し暖かです。

コンコルド広場からヴァンドーム広場へ

     
   オペラ座
 

                ヴァンドーム広場の記念柱

  ウインドショッピングをしながら、プランタン百貨店へ。ここには高島屋が入っています。

まず、スーツケースが見つからなかった場合を考えてキャリーバック。ペンケース・香水等を購入。

隣のシタディウム(スポーツ館)で靴・ジャケット・シャツ。

ここでの買い物は、1階の高島屋フロア-で、免税の手続きをしてもらえます。

また、隣のビルの地下に、スーパーがあり、日用品も何でもそろいます。

〔たまこのつぶやき★⑥★〕

スーパーで、顔に付ける栄養クリームはないかといろいろ悩み、

結局 ニベアクリームを買ってしまった。

フランス語は読めないし、日頃から化粧品の知識がないため知っているメーカーを選んでしまった。

なんでわざわざフランスで・・・・・

〔たまこのつぶやき★⑦★〕

パリでに来たら半日くらい買い物したいですよね~!

日頃から買い物嫌いのタマオは、旅のトラブルもあり、プランタンでイライラが頂点に。

ついに喧嘩になりました。

バカラのペンダントがほしかったのに・・・・

一日冷戦状態です。


プランタンの屋上から

















屋上で食事をとっていると、携帯電話がなりました。旅行社のパリ支店からです。

「スーツケースが見つかり、本日夕方にはホテルへ届きます」
  という嬉しい知らせ。

携帯電話も電池が少なくなり、不安なところへ、聞こえてくる日本語の朗報に、二人とも安堵しました。

     

昼食もそこそこに、午後の観光に向かいます。

自分のお土産が買えなかった!!!!


ポンピドゥー


610日  午後

パリの交通機関は、メトロ・RER(高速近郊鉄道)・バスですが、ローマと同じで、切符は共通です。

駅の切符売り場で「カルネ・・・」と小さい声で言って、10枚の回数券を購入。少し割引になっているし、便利です。

1回の勇気ですむしネ。

●ポンピドゥ文化センター

オベール駅からRERで隣のシャトレ レアールへ。

新婚旅行で訪れた思い出の地、ポンピドゥ文化センターを再訪します。

しかし・・・あの頃の静かな広場も、露天の本屋も、小走りのパリジャンヌも何処にもいない、まったく違う街になっていました。

イベントでもあったのでしょうか、大勢の若者で埋め尽くされています。

買ったばかりのキャリーバックを、投げつけたい気分でごろごろと引っ張り、人波を掻き分けポンピドゥの入り口を探します。

 (軽食をとる)

5.6階が国立近代美術館

20年もたっているのです。やはり改装され、展示品も現代アートばかりです。

だだっ広い建物を、小さなブースに分け、各々は、三次元の空間で視覚・聴覚を使って楽しむ作品が並んでいます。

触ったり動かしたり驚いたり・・・・
大人の遊園地といった感じですか・・・

しかしタマオはその変貌についていけず、がっかりしていました。

気を取り直して、ぶらぶらとノートルダムへ歩く。

 

 

 

(夕日に輝くパリ市庁舎)

 




 

●ノートルダム大聖堂

 

 

 

 

 

 

この場所はまさに新婚旅行の記念写真に納まった場所です


 






ノートルダム大聖堂はセーヌ川の中州「シテ島」に建っています。

シテ島にはたくさんの橋がかかっていって、有名なポンヌフもそのひとつです。

パリの人たちは、橋やセーヌ川岸に座り込んで宴会をしています。

まだ肌寒いこの季節、多くの観光客の通る脇で、ぎっしり並んで食事や、おしゃべりをしています。

日本人が、桜の季節や紅葉を愛するように、悠々と流れるセーヌを、ゆったりとした面持ちで眺めているのでしょう。

セーヌを渡り、小さなパブへ入ると、小さなテーブルを囲んで、若者たちが熱く語り合っています。

そんな中、クラブサンドとハイネケン(ビール)で晩い夕食。

ホテルへ。


傷ついたスーツケース


610   PA11:00頃

夜おそく、ホテルの部屋に入ると、寂しそうな2個のスーツケースが待っていました。

連絡をもらってはいたものの、何処を彷徨って、どうやってここまできたのか・・・・

目の前にあるスーツケースがちょっと他人行儀に見えました。

早速タマコのスーツケースを開け中を確認。

携帯電話・カメラの充電器を取り出す。

がーーーーーーーー タマオのスーツケースが開かない!

ベルトをはずし、鍵をまわし開くはずなのに・・・・

ここまで来る間に、あちらこちらに傷ができ、すねて、ゆがんでしまってのでしょう。

(ゴメンネ ひどいめにあったね)

もう、何があっても慌てないくらいに腹の据わった二人は、あきらめて、就寝。

明日はルーブル美術館へ向かいます。


 

 

                           あ~ルーブルに続く

 
 
 



 copyright(c) 2010 ishidalmo nariko