6月11日
この旅の目的の一つ、そして最大の難関かつ、あこがれのルーブル美術館へ向かいます。
前回(20年前)来館した時のこと、とにかく広い館の壁に、2段3段に掛けられた中世の肖像や宗教画。
そのとてつもない数と迫力にけおされ、目の前がゆっくりと回り出し(めまいです)途中で退散したのです。
あの日から、ちょっと立ち話では終わらないくらいの歳月がたち、身も心もたっぷりと脂肪を付け 太く、しぶとくなったタマオとタマコは、1日かけて強大な美術館に対峙します
入り口![](P61108721.jpg)
ダヴィンチコードですっかり有名になったピラミッド、![](P61209301.jpg)
(前回はまだ建設中でした)
ここから地下に向かうと入口です。
チケットを購入し、展示室へ。
展示室は 《ドノン翼》 《シュリー翼》 《リシュリュー翼》
の3つの部門に分かれています。
最初にエスカレーターで 《ドノン翼》 へ
(その後は、どこをどう行ったかはわかりません)
ミケランジェロの奴隷
(あっ! ニケだ!、思わず小走り)
|
何よりも美しいサモトラケのニケに、心がふるえます。
向かいくる風に悠々と翼を広げているこの姿。作者不明ですが、人びとを勇気づける神の気配です。
|
ビーナス
古代エジプト展示
ここでは、床に座り込んで、頭部をスケッチしている親子がいました。
昔は、ルーブルにイーゼルをたて、展示してある絵画を模写して勉強したようですが、今は混んでいてちょっと無理かな。
![](P61108981.jpg)
地下の逆さピラミッド
ダビンチコードを読んだのか、
逆さピラミッドで記念写真を撮る人がけっこういます。
又、地下には売店やATMが並び広くて迷子になりそうです。
途中、中2階のレストランで食事大きな食堂では、各地の料理のコーナーがあります。
悩んで、パエリアをいただきました。
日本食(お寿司)のコーナーもあったのですが、生寿司がかなり怪しげ。やめた方がよいと思います。
最後に絵画です。
やはりモナリザは特別扱い。ものすごい人だかりでした。
すっかり現代的な美術館に変身したルーブルは昔の妖気はなくなっていましたが、一日いてもあきることのない珠玉の美術館&博物館です。
こうして最終日はあっという間に過ぎたのです。
![](a_btn038.gif)
最終日に |